1. HOME
  2. 研究会案内
  3. 医師・研究者紹介
OVERVIEW

研究会案内

医師・研究者紹介

MEMBERS

医師

上村 晋一(Shinichi Uemura)

【プロフィール】
熊本県南阿蘇村にある阿蘇立野病院の理事長、上村晋一です。1990年久留米大学卒業で専門は外科です。
2000年に父を継承するために当地に帰ってきて25年になります。

通常診療を実施しながら父の影響により磁気療法(磁気シャワー)から代替療法に目覚め、2014年4月からは日本医療・環境オゾン学会会長を拝命し現在に至っています。
2011年2月にリード&カンパニーの村田社長と出会い、ラドン療法を知りました。2015年12月には当院にあそ統合医療研究所を開設した際にラドンルームを設置しました。
2016年4月には熊本地震に被災し、1年5か月の休院という艱難に遭遇しましたが、御蔭様で現在復興し診療に従事しています。

【メッセージ】
現在医師会会長や病院団体常任理事等のお役目も頂いているので十分に貢献できないかもしれません。
しかし、可能な限りお役に立ちたいのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

髙良 毅(Tsuyoshi Takara)

【プロフィール】
タカラクリニック理事長兼院長であり、博士(工学)を有する。昭和60年に医師免許を取得後、聖マリアンナ医科大学第一外科に入局し、聖マリアンナ医科大学3次救急チーフ、都立広尾病院、東京労災病院などで外科医として臨床経験を積む。平成3年よりカナダ・マギル大学に留学し、モントリオール小児病院にて移植免疫学や肝臓・小腸移植の研究に従事。
帰国後は聖マリアンナ医科大学第一外科 窪田倭(くぼた すなお)教授および高知医科大学免疫学教室の藤本重義(ふじもと しげよし)教授より師事・指導を受けつつ、がんの治療に取り組む。
平成7年に東京都五反田で医療法人社団 盛心会 タカラクリニックを開設し、現在もがん患者の治療と研究に尽力している。

【メッセージ】
当院では、「局所制御」と「全身制御」という二つの治療を組み合わせた独自の総合的がん治療プロトコル(TCTP療法)を採用している。
「局所制御」には強度変調放射線治療機器を使用し、「全身制御」には自家免疫細胞を培養、腫瘍内もしくは近傍に局所投与、及び点滴投与することによって、免疫細胞による腫瘍細胞の貪食や細胞傷害性Tリンパ球への免疫応答の誘導、及び免疫力の向上の組み合わせによる抗腫瘍効果(腫瘍の縮小・消失、転移の抑制) を目的とした治療法である。
そこにホルミシス療法(α線)を加え、治療の相乗効果を狙い治療成果を上げている。ホルミシス療法は全ての治療法く合わせることができる治療法と確信している。

西河 潤(Jun Nishikawa)

【プロフィール】
京都大学総合人間学部卒(主専攻:自然環境学科、副専攻:人間存在論)、大阪大学医学部医学科卒。
医療法人癒しの杜にしかわクリニック理事長。クリニックでは『愛と智慧でいのちを再生する』をコンセプトに、内科、糖尿病内科、小児科、漢方内科を標ぼうする傍ら、統合医療を行っている。
統合医療ではクライアントの心と人生の背景にアプローチして気づきと癒しをもたらすカウンセリングとヒーリング、生体自然療法を中心とした氣の流れを整えて生命力を高める施術や運動療法の指導、生命力を高め免疫バランスを調整するラドンα線療法、ホルミシス療法の一種である大量自家血オゾン療法などを行っている。
また、新しい取り組みとして、地球の環境改善と人類の健康増進を一体と考えるプラネタリー・ヘルスの概念に大いに共感し、大阪の北の猪名川流域・豊能エリアで様々な活動団体と連携し、その社会的実装に取り組む活動をしている。自身も大阪の能勢の古民家の再生と自然農の実践に取り組む予定をしている。

【メッセージ】
ラドンα線療法は素晴らしい自然免疫療法です。現代医療は慢性疾患を根治せず薬で表面を抑え込み、がんや難病も標準治療や免疫抑制に頼ることで医療費が膨らみ、人は本来の自然治癒力を失っています。
この悪循環を断ち、生命力を取り戻す大きな一石がラドンα線療法であると私は考えています。
私が初めて体験したときに、自分のオーラが整う感覚や、精神面までも調う感覚、生命力が高まる感覚があり衝撃を受けたことを今でも覚えています。そしてクリニックに導入し、がんやコロナ後遺症やリウマチなどの免疫疾患の患者さんなどにお入り頂き、成果を上げています。
この研究会を通して、ラドンを民間療法からエビデンスのある科学的な治療法へ引き上げたいと切に願っております。私の役割としては、数々のエビデンスがあるγ線による低線量放射線療法とラドン療法を紐づけること、分子やサイトカインのレベルのメカニズムと臨床結果を結び付けるトランスレーショナルリサーチに関わること、安全性について検証すること、多施設共同の臨床研究に主体的に関わっていくこと、自然治癒力を高める医療を統合的に確立すること、などがあります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

馬場 清志(Kiyoshi Baba)

【プロフィール】
1963年 長野県生まれ
1982年 長野県伊那北高等学校卒業
1988年 信州大学医学部卒業
1992年 京都大学医学部大学院病理系専攻(細菌学)修了
     京都大学医学部附属病院、京都桂病院、三菱京都病院、赤穂市民病院に勤務
2003年 社会福祉法人みすず福祉会設立
2007年 医療法人社団てんわかかりつけ医院設立
資格等 京都大学博士(医学)日本内科学会総合内科専門医 日本医師会産業医 赤穂市自治功労者(介護認定審査会)

【メッセージ】
 身体に有害と考えていた放射線が、微量であれば健康増進、疾病治療に有用であると知り、驚きと興味を持ちました。低線量の放射線は、生命誕生以来命を支えてきました。生命の根源的な仕組みと原理の理解は、病気の新しい治療につながるはずです。
以来ラドンガス吸入システムを導入、そして念願かない2016年にラドンルームを設置できました。薬という化学物質が中心の現代医療ですが、エネルギーで病気を治す時代が来ると思います。
この度真摯で素晴らしい仲間とともにラドンα線療法に取り組めることに感謝と希望を感じています。

矢野 信吾(Shingo Yano)

【プロフィール】
滋賀医科大学卒
京都府立医科大学 第二内科学教室入局
公立南丹病院 綾部市民病院 舞鶴赤十字病院での勤務を経て矢野小児科循環器内科医院 院長として開業。
有機ゲルマニウム研究会 ボードメンバー

【メッセージ】
漢方薬やビタミン・ミネラルなど様々なサプリメント、栄養療法などを組み合わせ日常診療にあたっています。高濃度ビタミンC点滴療法、有機ゲルマニウムと合わせ、この「ラドンα線吸入療法」は悪性腫瘍などの診療にあたっての中核をなす治療法の一つです。
まだまだ、認知度は高くないですが、様々な疾患に有効性の高い治療法だと感じています。ネットでは情報が混沌とする中、多くの医師が確かな手ごたえを感じ、この「ラドンα線吸入療法」を取り入れ継続しています。

吉野 真人(Masato Yoshino)

【プロフィール】
1988年に山形大学医学部を卒業後、山形県内の複数の病院で内科医として勤務。主として白血病、悪性リンパ腫など血液悪性腫瘍の治療に携わり、数百例にのぼる治療経験を積む。
その過程で薬に依存しない「自然治癒力」の重要性を認識するに至り、病院勤務の傍ら積極的にコーチングや整体、分子栄養療法などを学ぶ。
2007年に病院を退職して上京。2011年11月、東京都大田区に「蒲田よしのクリニック」を開業。
栄養療法や点滴療法、プラセンタ療法、ラドン療法などを駆使し、ウツや不眠などメンタル不調、慢性疲労などを改善させることに積極的に取り組んでいる。
2021年からはコロナワクチン後遺症(接種後症候群)の病態解明と治療法開発に取り組み、2023年からは一般社団法人「ワクチン問題研究会」に於いて後遺症治療の臨床研究などに従事している。

【メッセージ】
玉川などのラドン温泉施設は、ラドン濃度や放射線量等もさることながら、自然環境からの様々なエネルギーの影響を受け、その総和として心身に対する健康上の効果が得られると考えられます。
そして日本には健康にとって優れた素材が多数あり、外国からも高い評価を得ていますが、ラドン療法の盛んなドイツ語圏などにもないラドンルームは、日本が世界に誇れる医療施設といえます。
時々は玉川などのラドン温泉で自然環境下の湯治にいそしみ、普段はラドンルームを併設する医療機関でラドン療法を受ける、というのが近未来的なラドン療法の目指す方向性と考えております。
本研究会の活動に対する一般市民や社会からの期待は絶大である、と痛感しており、私としては最終的に、ラドンを基盤とした治療体系である「Radon-Based Medicine」の確立を目指しています。
すなわちラドン療法をベースに、栄養療法や心理療法などを組み合わせる治療体系の構築です。それにより健康寿命の向上や医療費の節減、労働生産性の向上など、多大な恩恵が期待できます。

研究者

小島 周二(Shuji Kojima)

【プロフィール】
東京理科大学名誉教授
東京理科大学薬学部では約20年間マウスや培養細胞を用いて低線量放射線(LDR、主としてγ線)に対する適応応答(免疫応答)研究に従事した。その結果、LDR照射により生体内のグルタチオン(GSH)をはじめとする種々の内因性抗酸化物質が誘導される事を明らかにすることができた。
これらの誘導が抗がん細胞である Natural Killer (NK)等の免疫細胞の活性化作用、抗炎症作用の誘導に繋がり、がん、糖尿病、リウマチ等の自己免疫疾患に対する改善/治療効果も期待できる事を示唆してきた。
退職後は、上記基礎実験結果を基に臨床医の先生方と共にラドンα線療法の種々の免疫疾患改善に対する有効性を明らかにしつつある。                        

【メッセージ】
余命を宣告された患者さんには、「がん患者で無い私がアドバイスするのは “烏滸がましいこと!” である?」 と、つい昨今まで思っていましたが、定年退職後のラドンα線療法の治験研究に従事してきたなかで、私に出来る”励まし方”を見つけました。それは、がんをはじめとするの難治性疾患に対する最新治療法の紹介です。ネットで掲載されている世界中の最新治療法を検索、ヒットした論文を日本語に翻訳、臨床医を介して患者に配信することです。仮に限りある余命でも、患者さんには最期まで希望をもってもらいたいと言うのが私の切なる願いです。あれこれ考えず、“一日は一生である”との思いで!”の毎日の生活にベストを尽くして頂きたいものです。