放射線ホルミシスの基礎知識

放射線の種類と単位

放射線の種類(アルファ線・ベータ線・ガンマ線)と
単位(シーベルト・グレイ・ベクレル)

放射線を正しく理解するための基礎知識

放射線と一口に言っても、いくつかの種類があり、それぞれ性質が異なります。また、放射線の量や影響を表すための単位も複数存在します。
ここでは基本的なポイントを分かりやすくご紹介します。

放射線の主な種類

放射線は大きく分けて、次の3つがよく知られています。

・アルファ線(α線)
ヘリウム原子の核からなる放射線で、重くて飛ぶ距離が短いのが特徴です。紙1枚程度でも遮ることができます。体の外からの影響は受けにくい一方で、体内に取り込まれた場合には注意が必要とされています。

・ベータ線(β線)
電子や陽電子からなる放射線で、アルファ線よりも軽く、やや遠くまで届きます。薄い金属板やプラスチックなどで遮ることができます。

・ガンマ線(γ線)
電磁波の一種で、透過力が高く、体や物質を通り抜けやすい性質があります。遮るためには鉛や厚いコンクリートなどが用いられます。

放射線の単位

放射線に関するニュースなどで見かける単位には、それぞれ意味があります。

・ベクレル(Bq)
放射性物質がどれだけ放射線を出しているか(放射能の強さ)を表す単位です。1秒間に何回崩壊するかを示します。

・グレイ(Gy)
放射線が物質(人体など)にどれだけのエネルギーを与えたかを表す単位です。いわば「吸収された量」を示します。

・シーベルト(Sv)
人体への影響の大きさを考慮した単位です。同じ量の放射線でも種類によって影響が異なるため、それを加味して評価します。

正しく理解することが大切です

放射線は「種類」と「量」、そして「どのように受けるか」によって影響が変わります。
そのため、単位の違いを含めて正しく理解することが、過度な不安を避けるためにも重要です。

ラドンα線に関する研究においても、こうした基礎知識を踏まえ、安全性と有効性の両面から丁寧に検証が行われています。