ラドン療法を科学的根拠に基づく医療へと発展させるために
免疫機能への働きについて
私たちの体には、外部から侵入する細菌やウイルス、体内で発生する異常な細胞などから身を守る「免疫」の仕組みが備わっています。 この免疫は強すぎても弱すぎてもバランスを崩し、さまざまな不調の要因になると考えられています。
近年の研究では、ごく低いレベルの放射線刺激が、免疫機能のバランス調整に関与する可能性について報告されています。 たとえば、免疫の働きが低下している場合には活性化を促し、逆に過剰に反応している場合には抑制的に働くなど、体の状態に応じた調整作用が示唆されています。
こうした免疫のバランスは、がん、アレルギー、自己免疫疾患などとも深く関係していることが知られており、放射線ホルミシスとの関連についても基礎研究や臨床研究が進められています。
研究段階であることの理解が重要です
一方で、これらの働きについては、まだ解明されていない点も多く、すべての人に同様の効果が確認されているわけではありません。 また、特定の病気の予防や改善を保証するものではなく、引き続き慎重な検証が必要とされています。
本研究会では、免疫との関係についても、科学的根拠に基づいた研究と情報発信を行い、正しい理解の普及に努めています。